症例3 切除・特殊縫合・左胸部刺青除去後(自由診療)
20代女性の方、左胸部の刺青(タトゥー)に対し、他院で行った切除術の瘢痕が汚いとのことで当院での修正術を希望されて来院となりました。
前医と同様に切除して再度縫合も、形成外科の技術で奇麗に持っていくことも可能ですが、今回はさらに一歩進み特殊な縫合方法にて縫合しました。
この方法は切開の段階から違っています。特殊な切開を用いて切除した後に縫合方法は一層丁寧に行いました。
写真1.術前
写真2.術前アップ
左上胸部に 20cm × 3cm 程度の乱れた瘢痕を認めます。
写真3.切除範囲詳細
手術解説:上図のごとく、この範囲を切除しました。肩の部分はきれいなので、このままとします。
写真4.術後12か月経過
この方は、胸の大きな方なので中心部は少し赤みが残っていますが全体的に非常にきれいです。これが、瘢痕を主に扱っているクリニックの実力です!
写真5.範囲を確認
瘢痕の範囲を示し、中央の7cm程度に赤みがありますが、おそらく1年半位で改善すると思われます。
リスク:切除することで、痛みや出血を伴います。術後にも再度、瘢痕が生じる可能性がありますが、今回は経過を見て行き、内服薬などは用いませんでした。予期せぬひきつれが生じる可能性もあります。
料金:面積に応じて料金が決まります。単位面積あたりに√を用いて計算します。
この場合は、305,000円です。