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タトゥー(刺青)除去
- 監修
- 日本専門医機構認定
形成外科専門医
ティーズクリニック院長
田牧 聡志
タトゥー(刺青)除去について
タトゥーを入れて後悔されている患者さまの来院が増えています。
若い頃にファッション感覚でタトゥーを入れたけれども・・・
◆就職活動で不利になった
◆元彼・元カノの名前が入っている
◆腕や肩が見えるウェディングドレスが結婚式で着られない
◆子供と一緒に温泉やプールに行かれない
◆生命保険加入を断られた
◆東京に出てきて、ノリでタトゥーを入れてしまった
などの理由でタトゥー除去を希望される患者さまが多くなっています。
一度、刺青を入れると消すことができないと思われるかもしれませんが、形成外科専門医の技術できれいにタトゥー(刺青)を除去することが可能です。
タトゥーの大きさ、入っている場所、色づかいは一人ひとり違います。
患者さまにあわせたタトゥー除去方法をご提案いたします。
タトゥー(刺青)除去のポイント
①どの部位に刺青が入っているのか
②大きさはどの程度か
③何色か
です。
これらはタトゥー除去の方針を決めるのに非常に重要なポイントです。
短期間にきれいにしたい、費用を抑えたい、タトゥー除去したいけれども、どの方法が良いのかわからないなどの悩みもご相談ください。部位や大きさ、そして色などを評価しながら、時には性別や年齢を考慮してレーザー、単純切除、シリアル切除、アブレージョン(削皮)、などの方針をご提案します。
タトゥー除去は単純に切るだけではありません。
関節にタトゥーがある場合や、非常に大きな面積の場合には、細心の注意が必要です。
タトゥー除去の治療方法を間違えると、関節の動きが悪くなり生活に支障をきたしたり、大きな面積のタトゥーを一度に除去すると、脱水症状に陥り命の危険がある場合もあります。
術前の評価や専門医の技術が非常に重要になるのです。
実際の施術動画
- きれいに治したい:
タトゥー(刺青)除去を希望するが傷もきれいに治したい方 - 一度で除去したい:
タトゥー(刺青)の範囲が大きいけれども一度で除去したい方 - 費用をおさえたい:
シリアル切除術(複数回の手術を要する)でも手術料金をおさえたい方 - 早く治療を終わらせたい:
いつ頃までに切除したい…など期日が決まっている方 - 専門医に施術して欲しい:
アブレージョン(削皮術)が不安であり熱傷専門医のいるクリニックで手術を希望される方
タトゥー(刺青)除去に関する当院の
- 院長は形成外科専門医であり、熱傷専門医
- 当院の田牧院長は、日本専門医機構認定の形成外科専門医であり、アブレージョン(削皮術)には非常に重要な経験となる日本熱傷学会専門医を有していますので、術後の傷の管理や処置等で、苦痛を最小限にすることが可能です。
- 「手の外科」診療を多く経験
- 刺青の一部は関節領域に掛かることもあり、この場合に重要な知識は関節可動域への影響を考慮するということです。院長の出身母体である東北大学形成外科では多くの「手の外科」症例を有しております。
院長も手の外科専門医を申請することができる程、非常に経験豊富ですので、安心です。
- 縫合が特殊な真皮縫合を実践・抜糸が不要
- 当院の医師は、形成外科専門医ですので縫合が非常にきれいです。真皮縫合の習得には、修練に5年程度の研修期間を要します。また、当院では、術後の抜糸は不要です。これには、奇麗な真皮縫合の技術を要します。
- 麻酔の工夫
- 当院では、麻酔を慎重に行います。面積が大きな場合は、表面麻酔を慎重に行った後、短い3本針の注射針での注射をすることで、痛みは非常に少ないです。手術の内容によって、よりよい麻酔を考慮し選択しております。
局所麻酔の際の痛みの軽減にもつとめております。
- 術後の処置の簡素化
- 形成外科診療で培った、術後はご自身でケアをおこなっていただくため、処置を簡単なものにしております。
術後の苦痛を最小限にするよう工夫しています。
各施術法のご案内
切除 | タトゥー(刺青)が入っている部分の皮膚を切り取り、縫い合わせる方法です。 タトゥー(刺青)が入った皮膚をデザインに沿って切り取ってきれいに縫合します。少ない手術回数でタトゥー(刺青)を確実に取り除くことができます。 小さいタトゥー(刺青)を確実に除去したい場合にはお勧めです。 形成外科特有の縫合方法である「真皮縫合」を用います。単純な縫合方法よりも、「真皮縫合」は傷あとがきれいな仕上がりになります |
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¥55,000- |
アブレージョン(削皮) | アブレージョンは専用の機器で皮膚の表面を削ってタトゥーを除去する方法です。 どのようなカラーのタトゥーにも対応できますが、深部まで色素が沈着している場合は深く削るために結果的に火傷のような傷あとが残ることがあるといった欠点(デメリット)もあります。しかし、タトゥーがあるよりも火傷のような跡がある方がいいという方もいらっしゃいます。 |
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¥99,000- |
アブレージョン(削皮)+レーザー | 2種類のタトゥー(刺青)除去法の組合せで行う手術であり、お互いの欠点を補うのが「アブレージョン(削皮)+レーザー法」です。 「アブレージョン(削皮)」は、広範囲におよぶタトゥー(刺青)を一度の手術で除去できる効果的な方法ですが、 皮膚(真皮層)の深部まで沈着した色素へは深く皮膚を削る必要があり、その場合は皮膚の治癒に時間を要します。 結果的に傷が汚くなる、といった欠点もあります。 そこで「レーザー除去法」を組み合わせることによって、この欠点を補い、深く入ったタトゥー(刺青)も浅い創面で消すことを可能としたのが 「アブレージョン(削皮)&レーザー法」となります。 単純な「アブレージョン(削皮)」と比較するとダウンタイムを少なくしてタトゥー(刺青)を除去できるメリットがあります。 |
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¥198,000- |
植皮術 | タトゥーを切除した部位に、別部位から採取した皮膚を移植する方法が「植皮」です。 ①全層植皮:面積は狭いけれども、単純にタトゥーを除去することが難しい指や手の甲のタトゥー(刺青)を一度の手術で除き去ることができます。 デメリットとしては、植皮をするためにタトゥーをしていない皮膚を採取する必要があります。採取する部位も傷がつきます。タトゥーの範囲が広い場合は採取する皮膚の範囲も広くなりますのでダウンタイムが長くなります。 植皮は経験を積んだ形成外科医専門医ならではの手法であり、高い技術を要します。特に指、手の甲、手首を扱う場合は、手の外科を専門に学ぶ必要があり、非常に高い知識が問われる手技です。 |
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¥440,000- |
ピコレーザー | PicoSpotピコスポットを用いた、ピコレーザーによる刺青(タトゥー)の除去です。 除去可能なタトゥーの色として、赤、橙、黄、緑、紫、青、茶、黒、全ての色を除去することが可能です。 皮膚の真皮層にある色素などを破壊することができます。刺青(タトゥー)の色の種類に合わせて効果的に治療することが可能です。ピコレーザーの場合、より短いパルス幅でレーザーを照射することで、周囲への熱作用がほとんどなく、衝撃波で標的である色素を粉砕することができるのです。熱作用をほとんど生じさせないため、施術後の色素沈着を起こし難いのです。 |
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¥11,000- |
施術の流れ
ご予約
電話もしくはウェブで
診察の予約をしてください。
0120-853-878
術前診察:(切除術、植皮術およびアブレージョン(削皮術)の場合)
術前に際しては、タトゥーの状態を詳細に把握していきます。どの部位にどの程度の比率で、どんな色でタトゥーが入れられているかを診察します。
単純に大きさだけではなく、部位毎の面積や皮膚の伸展具合に応じて、単純切除(1回で切除する)が不可能な大きな場合は、回数を分けて行うシリアル切除術やアブレージョン(削皮術)を考慮します。
その際、料金が確定しますが、当院では手術の回数ではなく、大きさで手術の料金が決まります(詳細は料金表参照)。
術前写真:手術のプランを計画するために撮影します。
デザイン:(切除術、植皮術およびアブレージョン(削皮術)の場合)
状況に応じて、関節などの動きに影響がないよう(関節可動域に影響を与えない)に手術を計画していきます。植皮術では、採皮部が必要となります。部位によっては目立ってしまうので、患者さんと相談しながら慎重に決定していきます。
また、アブレージョン(削皮術)では、面積に応じて手術回数を分けますので、手術の分配をしっかり行います。
<ポイント!>
熱傷診療や手の外科診療を多く経験している院長ならではの、デザインのポイントが重要となります。
手術(手術時間は30分から180分)
局所麻酔を行います。
面積が大きな場合は、麻酔クリームを塗布して表面麻酔をした後、非常に短く3本針の注射針を用いてゆっくり行っていきます。痛みは少ないと非常に好評です。
両腕で、かつ面積が大きい場合は、腕の付け根に麻酔をする、ブロック注射を行うこともあります。
※ 全身麻酔を希望される患者さんは、麻酔科専門医による麻酔を受けることができます。
術後処置および経過
術後はできるだけ痛みが伴わないような、形成外科診療で培った、ドレッシング材による処置を行っております。
簡単な切除術の多く場合は、フィルム剤を用いて術後1週間までは何も必要がないことが多いです。
面積の大きなアブレージョン(削皮術)の場合は、非固着性ガーゼを用いて、苦痛を最小限にするようにします。
腫れや痛みなどの状態に応じて休憩後、ご帰宅いただけます。
ダウンタイム:腫れは1週間程度、内出血してしまった場合は気にならなくなるまで約2週間程度かかります。
シャワー:当日もしくは翌日から可能です。さっと浴びる程度にしましょう。
当院では、術後の経過をしっかりと追って行きます。トラブルが無い様にしっかりと診療をします。
(状況に応じて、術翌日)術後1週間、術後1か月、3か月、6か月
よくある質問
料金表
4㎠まで | ¥55,000 |
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9㎠まで | ¥110,000 |
25㎠まで | ¥220,000 |
A8サイズ(7.5×5cm)程度 | ¥198,000 |
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A6サイズ(15×10cm)程度 | ¥396,000 |
A4サイズ(30×20cm)程度 | ¥770,000 |
A8サイズ(7.5×5cm)程度 | ¥110,000 |
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9㎠まで | ¥440,000 |
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※上記は手術の最少金額です。大きさの単位は1cm刻み。(例:実測 3.5cm は 4cm となります。)
※術後2週間分の被覆材(ドレッシング剤)費用は上記に含まれます。
※分割手術の際(手術回数に数回に分ける場合)は、手術毎に別途¥33,000を要します。
※大きさや組み合わせにより価格を考慮いたしますので、まずはご相談ください。
2.5㎠ | ¥11,000 |
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5㎠ | ¥15,400 |
10㎠ | ¥22,000 |
20㎠ | ¥30,800 |
40㎠:A8サイズ(7.5×5cm) | ¥44,000 |
80㎠:A7サイズ(10×7.5cm) | ¥62,150 |
160㎠:A6サイズ(15×10cm) | ¥88,000 |
320㎠:A5サイズ(20×15cm) | ¥121,000 |
640㎠:A4サイズ(30×20cm) | ¥176,000 |
1280㎠:A3サイズ(40×30cm) | ¥248,600 |
2560㎠:A2サイズ(60×40cm) | ¥352,000 |
※上記は手術の最少金額です。大きさの単位は1cm刻み。(例:実測 3.5cm は 4cm となります。)
※大きさや組み合わせにより価格を考慮いたしますので、まずはご相談ください。
皮膚切除の平方根を用いた料金計算
当院では大きさを基準に料金を決めております。√(ルート)を用いた計算方法で、下記の計算式で決まります。
(例:√(4×4)= 4 とします。)
例1.タトゥー除去(切除)で、単位面積を 5cm×5cm(25㎠)としている場合の計算式
10cm×20cmで二の腕の場合:料金合計= (√(10×20÷25))×180,000 = ¥560,027
例2.タトゥー除去(アブレーション)で、単位面積を 7.5cm×5cm(37.5㎠)としている場合の計算式
30cm×20cmで背中の場合:料金合計= (√(30×20÷37.5))×198,000 = ¥792,000
となります。
連続切除(2回以上の手術が必要)の追加料金
手術が複数回になる場合は、上記の計算式の金額に、2回目以降に対して手術手数料として¥33,000を毎回追加させて頂きます。
①手術回数が2回の場合は、¥33,000
②手術回数が3回の場合は、¥66,000
例.タトゥー除去で、10cm×20cmで背中の刺青を3回に分けて切除する場合
切除料金= (√(10×20÷25))×198,000 = ¥560,027、追加料金=¥66,000、合計金額=¥626,027(=¥66,000+¥560,027)
となります。